テキストエディタにボタンを追加する
目次
概要
WordPress管理画面のビジュアルエディタではなく、テキストエディタにクイックタグのボタンを追加する方法です。
クイックタグを追加する事で、よく使うタグを簡単に引き出せるようになります。
クイックタグの追加
クイックタグの追加はとても簡単で、WordPressの管理画面に以下のようなJavaScriptを追加するだけで実装する事が出来ます。
QTags.addButton( 'test-button', 'ボタンの名前', '<span>', '</span>' );
上記のコードを利用すると、WordPress投稿編集画面のテキストエディタに <span> タグを追加出来るボタンを追加する事が出来ます。
挿入するコードは、上記のコードの3,4番目のパラメータを使用して変更する事が可能です。
例えば、<span>タグではなく、<strong>タグを挿入したい場合は以下のように変更します。
QTags.addButton( 'test-button', 'ボタンの名前', '<strong>', '</strong>' );
また、タグと閉じタグを同時に入力してしまいたい場合は、以下のように記述する事で可能になります。
QTags.addButton( 'test-button', 'ボタンの名前', '<strong></strong>', '' );
ボタンをアクセスキーを利用してすぐに入力出来るようにしたい場合は、
5番目のパラメータにキーを設定する事で可能になります。
以下の設定ですと Shift+Alt+k でショートカットが可能になります。(何故か私の環境ですと出来たり出来なかったりします)
QTags.addButton( 'test-button', 'ボタンの名前', '<strong></strong>', '', 'k' );
6番目のパラメータはボタンのtitle属性を設定するのに利用されます。
これはボタンをマウスオーバーした時に、どのような説明を表示するのかを設定する事が出来ます。
QTags.addButton( 'test-button', 'ボタンの名前', '<strong></strong>', '', 'k', 'ボタンの説明' );
7番目のパラメータはボタンの優先度を設定します。
ここに設定した数値が大きい程、ボタンが左側に表示されるようになります。
QTags.addButton( 'test-button', 'ボタンの名前', '<strong></strong>', '', 'k', 'ボタンの説明', 10 );
上記で紹介したパラメータの他にも1つパラメータが存在しますが、用途が上手く掴めない為に割愛させていただきます。
また、手っ取り早くボタンの追加をテストしたい方は、以下のコードをご利用のテーマファイルのfunctions.phpの中に記述してみて下さい。
テキストエディタに <span> のタグを挿入するボタンが追加されます。
// 管理画面にスクリプトを追加 function wpx_add_admin_header_script() { echo "<script>jQuery(document).ready(function(){QTags.addButton( 'test-button', 'ボタンのテスト', '<span>', '</span>' );});</script>" . "\n"; } add_action( 'admin_head', 'wpx_add_admin_header_script' );
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